オタクで美肌目指して何が悪い

えー、なんでミキが化粧水とか使ってんの?

え、私が使ったら悪いわけ?

だって、そんな金あるなら推しに貢ぐ!とかいつも言ってるじゃん?

 

美容好きな姉には見抜かれている。そう、本来ならそうしたいのだ。

推しに貢いで素敵な生活を送り、さらに私たちに素晴らしい作品を提供し続けてほしいのだ。

しかし今回は事情が違う。

握手会が、当たったのだ。

握手会。そう、目の前に推しが現れる日。そんな日にボロボロの肌ぱさぱさの髪クマのある顔では示しがつかないのだ。

カンペキな状態で出会いたい。そのためには多少の出費もやむなしなのである。

つまり、姉に頼るとき。

姉さま、どうやったら私は見られる状態になりますか…。

美容に関して全く疎い私は、藁をもすがる思いで聞いたのだ。

じゃあ、外側内側ダブルで頑張ってみようか。

化粧水、美容液、クリーム、パック…外側から肌のケア。

化粧の仕方も一から教わり、うまい具合になってきた。

さらに、内側からのケアとしてサプリメントも勧められた。

とりあえず飲んどけ、肌のツヤが変わるから、とのこと。

ツヤツヤの肌で推しと握手…あぁ、甘美…。

1か月続けてきたら、本当に肌の質感が変わってきた。

手をかければ、応えてくれる。なんてすばらしい。

限界までやりきって、推しにインパクト与えるのだ!